インプラント担当歯科医師
理事長・院長:利森 仁
インプラント担当歯科医師
院長:松岡 幸生
当院ではすべての患者様に対し「感動を与える医療」を提供するために、スタッフ一丸となり日々の診療をしております。
中でも第3の歯ともいわれる「インプラント」治療を得意とし、日本の歯科医師が所属する最大の規模を誇る学会「日本口腔インプラント学会」の専門医2名が治療にあたります。
入れ歯やブリッジでは到達できない「感動」を提供できるよう、万全の体制でお待ちしておりますので、お気軽にご相談ください。
1998年からのインプラント実績
当院は1998年の開院以来、25年以上に渡りインプラント治療に積極的に取り組んでいます。開院当時はあまりメジャーではなかったインプラント治療の可能性を模索し、国内外を問わず研鑽を積んで参りました。
その結果、年間100症例を超える患者様に「感動を与える」ことができ、スタッフ一同嬉しく思います。今後も技術や知識を深めていきます。
インプラント治療の流れ
ここからは、一般的なインプラント治療の流れを紹介します。
初診・カウンセリング
インプラント治療に対する患者様のご要望、お悩みなど詳しくお伺いいたします。また、歯科医師による視診後に問題点や治療の流れ、期間、費用などをご説明します。
精密検査
精密検査は以下の項目です。
- 問診
- CT撮影
- 歯周病の検査
- 歯の型取り
- お口の中の写真撮影
治療計画の立案と提案
カウンセリングと精密検査の結果から治療方針や期間、費用などをご説明いたします。患者様と歯科医師が同じゴールを目指せるようベストな治療計画をご一緒に立案し提案させていただきますので、ご安心ください。
インプラント手術前の処置治療
インプラント治療前は、お口の中が健康な状態でなければなりません。
精密検査でむし歯や歯周病、噛み合わせの問題が発見された場合は、インプラント治療前に処置させていただきます。場合によっては抜歯が必要になる治療もあるため、処置治療だけでも数ヶ月かかることがあります。
インプラントオペ
局所麻酔を行いインプラント体(人工歯根)を顎の骨に埋め込みます。
- 全身疾患がある患者様
- 歯科治療への恐怖心が強い患者様
- 埋入する位置が複雑な患者様
- インプラントを埋入する本数が多い患者様
への麻酔は麻酔科の先生による「静脈内鎮静法」を行うこともあります。
お口の状態により個人差はありますが、1本にかかる埋入時間は約10〜20分程度です。
骨と結合するまでの治癒期間
顎の骨とインプラント体がしっかり結合するまでは、個人差はありますが約10〜24週間です。その間は、仮歯や仮の入れ歯を装着していただきますので、当日から食事は可能ですのでご安心ください。
また手術後数日は、炎症を抑える抗生剤や痛み止めなどを服用していただきます。
2次オペ
歯ぐきを切開しインプラント体の頭を出して、人工の歯を接続するための土台となる「アバットメント」を取り付けます。
2次オペは骨や粘膜の状態よければ、インプラント手術と同時に終了する場合もあり、1回法インプラントの場合は2次オペはありません。
人工歯の製作・装着
上部構造(人工歯)を製作するための歯の型を取り、歯並びや色のチェックを行い歯科技工士が人工歯を製作します。患者様が納得できる人工歯ができたら装着します。
メインテナンス
治療後1〜6ヶ月に1回は定期的な検査やメインテナンスを行います。
※口腔内状況、清掃状態、お仕事のご都合により前後します。
インプラント治療の4つの注意点
インプラント治療を行う方は、以下の4つの注意点を確認しておきましょう。
顎の骨の量や密度
インプラント体を埋入する顎の骨の量や密度が十分にあることが手術を受けられる最低限の条件です。顎の骨の量や密度が不十分な場合は、骨の量を増やす処置を行うため担当の歯科医師からご説明いたします。
全身の健康状態
インプラントの1次オペは外科処置を行うため、糖尿病や高血圧症などの持病や全身の健康状態が悪い場合はすぐに施術できないケースがあります。
このようなケースでは、当院と内科の先生とで連携を取り、全身の健康状態をコントロールし施術できるよう努めます。
治療期間の把握
インプラント治療は、他の治療よりも治療期間が3〜6ヶ月と長く、保険が適用されないため治療費は基本的に全額自己負担です。
メンテナンスの重要性
インプラント治療を終えたらメンテナンスやインプラントの管理を行うことで、インプラントを快適に長持ちさせることができます。
インプラントはむし歯にかかることはありませんが、天然歯でいう歯周病にあたる「インプラント周囲炎」を引き起こすことがあるのです。
放置しておくと顎の骨が溶かされてインプラントが抜け落ちたり、維持しておくことが難しくなったりするリスクがあるため、歯周外科処置を行いメンテナンスを継続しましょう。
当院では1〜6ヶ月に1回のペースでインプラントはもちろん、口腔内全体のクリーニングやかみ合わせ、病気の有無などのチェックをいたします。
インプラント学会認定医・指導医
インプラント治療には専門的な知識や設備以外はもちろん、高度な技術や経験が「感動を与える医療」が提供できるかを左右します。
歯科医院の中でもインプラント治療は、さまざまな要素において大きな違いがあり、医師のスキルが重要な鍵です。より安全性や精度の高い治療を受けられる歯科医院を選択するためには、学会の認定医や指導医であるかをチェックすることも大切です。
AAID アメリカインプラント学会 認定医
アメリカ最大のインプラント学会です。
当院の院長は認定医(Associate Fellow)を取得しています。
日本でも数名しかおらず、
- 300時間以上の研修プログラムへの参加
- 筆記試験
- アメリカ口腔インプラント学会の本部があるシカゴで口頭試問
など、厳正な試験を経て取得が可能です。
*AAID:American Academy of Implant Dentistry
日本口腔インプラント学会 専門医
当院の院長が保有しております。
日本口腔インプラント学会は1972創立の歴史ある日本最大のインプラント学会です。
- 学会に5年以上在籍
- 100時間以上の研修を受講
- 研修終了後5年間に一定数以上の症例を経験する
- 口腔インプラント指導医2名(内1名は施設長)の推薦
- 口腔インプラントに関する論文を本会学会誌、又は委員会が認める外国雑誌 に1編以上発表している
など、10数項目の条件をクリアして専門医の試験を受けられます。
日本口腔インプラント学会の会員数は15,000名を超え、所属歯科医師数は12,500余名です。このうち専門医数は1,100余名(2023年11月現在)。
ICOI(国際インプラント学会)指導医
当院の院長が取得しております。
ICOIは1972年に設立された世界最大規模のインプラント学会です。
本部はアメリカ・ワシントンにあり、2万5千人のメンバーが所属(2024年4月現在)。
*ICOI:International Congress of Oral Implantlogists
~インプラント学会の条件 ~
インプラント学会認定医は、学会歴の年数・論文発表・治療療後の経過症例人数・試験などの条件があり、学会が「インプラント治療に関して適切で充分な学識と経験を持つ」と認めた歯科医師にのみ「認定医」の資格を認定・交付する制度です。
歯学部時代には臨床的な経験が少なく、卒業後に鍛錬を積む必要があり、定められた資格条件をクリアして、認定医試験に合格することで「認定医」になれます。
規模はことなりますが、さまざまな学会が存在しておりインプラント認定医の基準を設けています。ある程度の条件をすべて満たすことで認定される学会や、入会だけで認定医になれる学会もあるため見極めましょう。
麻酔医によるリラックス治療
インプラントの手術が「怖い・不安」という気持ちは誰しもあります。そこで当院では、ご希望の方には「静脈内鎮静法(セデーション)」を選択いただけます。
静脈内鎮静法を行うと、手術中はほとんど眠ったようなリラックスした状態で受けることが可能です。
痛みが苦手、恐怖心の強い方には、インプラントの手術に限らず一般的な治療でも導入できる人気の高い麻酔方法のひとつです。
リラックスした状態で不安感や緊張を和らげます
手術の当日、麻酔科の専門の先生にお越しいただき処置を行います。点滴の中にお薬を入れることで、手術中はほとんど眠ったような状態で治療が受けられます。
インプラント手術中は常にモニターで全身の健康状態を管理をしますので、持病のある方でも安心です。
手術後は、治療自体をあまり覚えていないくらいリラックスした時間をお過ごしいただけます。
静脈内鎮静法を受ける際の注意点
静脈内鎮静法を併用して治療を行う際、以下のような注意事項を守っていただきます。
治療直後は院内でゆっくり休む
手術後すぐは麻酔の効果が切れるまでふらつきがあるため、回復するまで院内でゆっくり休んでいただきます。また、治療当日は帰宅後も安静にお過ごしください。
治療当日は車や自転車の運転はできません
麻酔を行う場合は、安全を確保するため車や自転車の運転ができません。ご家族に送迎いただくか、公共の交通機関をご利用ください。
手術直前の食事制限
嘔吐・誤嚥を防ぐため、治療直前の食事を制限させていただきます。目安として手術の2時間前くらいまでには食事を済ませてください。(水分補給は十分に行いましょう)
手術後の飲酒や激しい運動はお控えください
傷口の治癒、インプラント体と顎の骨の結合を促進するため、当日は激しい運動や飲酒は控えください。また、大切な会議や重要な判断が必要となる仕事は入れないようにしてください。
服薬中の薬や全身疾患の有無の申告
次に当てはまる場合は、特に慎重な対応を要するため、カウンセリング時に必ず医師にお伝えください。
- 高度肥満や睡眠時無呼吸症候群など、気道が塞がりやすい持病を抱えている方
- 重度の全身疾患がある方
- 向精神薬を長期内服している方
また、使用薬剤にアレルギーがある方は静脈内鎮静法が受けられません。トラブルが起きないように、持病や服薬中の薬、受けている治療などがある場合には、事前にお知らせください。
ストローマンパートナーズに認定
「天六としもり歯科」は、ストローマンパートナーズに認定されております。
当院で採用しているストローマンインプラント(スイス製)は、現在世界シェアNo1を誇るとても信頼性の高いインプラントメーカーです
https://straumannpartners.jp/search/list/?fw=%E5
治療費用
インプラント手術
ストローマン社製 | ¥242,000(税込) |
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インプラントダイレクト社製 | ¥198,000(税込) |
増骨 | ¥132,000(税込) |
インプラント保証保険 | ¥27,500(税込) |
カスタムアバットメント
ジルコニア | ¥132,000(税込) |
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チタン | ¥121,000(税込) |
上部構造
ジルコニア | ¥132,000(税込) |
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ハイブリッド | ¥88,000(税込) |
セデーション(静脈内鎮静法)
静脈内鎮静法 | ¥55,000(税込) |
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