担当歯科医師より
矯正担当歯科医師
上田 創士
当院では噛み合わせの重要さに注目し、補綴治療(被せ物、インプラント、入れ歯)や矯正治療に力を入れています。悪い噛み合わせにより、顔のゆがみ、顎関節症状、肩こり、片頭痛など全身の健康状態を乱すことがあります。
しかし、「銀色のワイヤーが見える」や「痛みが出る」などの不安から、矯正治療を諦めてしまう患者様も少なくありません。
そこで当院では、できるだけ痛みに配慮した目立ちにくいマウスピース型矯正治療「インビザライン矯正」を第1選択として採用し、患者様により快適な矯正治療を受けていただけます。
歯並びが悪いと、むし歯や歯周病になるリスクが高まると知っていますか?
矯正治療は、噛み合わせの改善とむし歯や歯周病になりにくい美しい歯並びを獲得することができ、長く健康的な歯を維持することへの第一歩であると考えております。
当院では子どもから大人まで年齢を問わずに「痛みに配慮した目立ちにくい矯正治療」を提供できるよう努めています。
インビザライン矯正とは
インビザラインは、米国アライン・テクノロジー社が独自に開発した「マウスピース型の矯正装置」を用いた矯正方法です。世界で1500万人を超える患者様がインビザラインによる治療を受けられています(2023年3月時点)。
マウスピース型のトレーはオーダーメイドで製作します。ご自宅で2週間に1回のペースで新しいトレーに交換しながら歯並びを整えますので、通院間隔が少ないのが特徴です。
また、装置は透明のため装着していてもほとんど気になりません。
仕事や学校が忙しく通院が頻繁にできない患者様や、目立ちにくい矯正装置をご希望の患者様におすすめの方法です。装置は取り外し式のため、普段通り食事や会話を楽しめて、痛みが少ないのがポイントです。
インビザライン矯正の特長
目立ちにくい
装置は透明なマウスピース型のトレーのため、金属を使用するワイヤー装置と比べて目立ちにくいです。
痛みが少ない
インビザラインのトレーは素材がやわらかく、ゆるやかな力で歯並びを整えるため痛みが比較的少ないのが特徴です。また、粘膜や舌を傷つけることもほとんどなく、快適な矯正ライフを送れます。
お口を清潔に保てる
装置は取り外し式のため、普段通りに歯ブラシや歯間ブラシを使用できます。
固定式のワイヤー矯正よりもお口を清潔に保ちやすく、むし歯や歯周病のリスクが軽減できます。
歯だけではなく、装置自体も清掃しやすいのが特長です。
普段通りに食事が楽しめる
マウスピース型のトレーを外して食事が摂れるため、普段通りに食事を楽しむことができます。
再現性が高い
治インビザラインのマウスピース型矯正は、治療前から治療後までの歯並びのシミュレーションを3D画像で確認することが可能です。そのため、患者様のご要望に寄り添って、無理のない再現性の高いよい歯並びをめざすことができます。
金属アレルギーの心配がない
マウスピース型矯正は金属を使用しないため、金属アレルギーを引き起こす心配はほとんどありません。
治療の流れ
カウンセリング
患者様のご要望やお口の状態を歯科医師が把握し、お一人おひとりに寄り添って治療の説明をさせていただきます。
精密検査
レントゲン撮影、顔写真撮影、歯並びの型取りなど、より精密な検査をします。
万が一、精密検査でむし歯や歯周病が発見された場合は、矯正治療前に処置させていただく場合があります。
矯正治療開始
歯並びの状態に応じて歯の表面に白いプラスチックの装置をつけたり、抜歯をしたりします。
そして、完成したマウスピース型のトレーを装着していただき矯正治療を開始いたします。
矯正装置の取扱いや注意事項もお伝えいたしますので、ご安心ください。
メインテナンス
マウスピース型のトレーの交換は患者様が自ら行っていただきますが、定期的に歯並びの確認と歯のクリーニングにご来院していただきます。
保定
歯に装着している白いプラスチックの装置などを取り除き、歯の型取りを行います。よい歯並びを安定させるために、後戻り防止用のマウスピースを製作し装着していただきます。
矯正終了・メンテナンス
矯正終了後もよい歯並びを保つことはもちろん、むし歯や歯周病を予防するためにメンテナンスに通院いただきます
治療費用について
インビザライン・ライト 528,000円(税込)
- 軽度の叢生など、適応症例は軽度のもので、使用するアライナーは14枚まで
インビザライン・モデレート 638,000円(税込)
- 1歯の反対咬合(受け口)など適応できるのは軽度の症例で、使用するアライナーは28枚まで
インビザライン・フル(コンプリヘンシブ) 880,000円(税込)
- 多数歯の反対咬合(受け口)など、適応できる症例は広く、使用するアライナーの枚数に制限はありません
※インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。